生き方について
誰でも幸せを求めて生きています。幸せを求めて生きるのは、生命本来の姿であります。
生命あるもの全ては、より良く価値あるように生きようとしております。植物の根が栄養のある方へ、水分のある方へ伸びようとします。
よりすばらしく、喜び、感動的に生きていこうとします。決して悪く、面白くなく、より価値のないように、本質的に生きるものはいません。
人間一日生きるのに、楽しく、喜びで生きようとしています。食事でもおいしく食べようとしますし、旅行も楽しみで行こうとします。逆においしくなく食べようとするものは誰もおりません。
それなのに、この世を面白くなく生きようとしています。ましてやこの世を苦の娑婆だとか、罪の世界だとか、悪の世界であるとか、とんでもないことを言っている人がいます。この様な人たちは、事実に基づいた、本質的な事がわかっていません。
事実は、いつでも、どこでも、誰にでも、何にでも当てはまります。
この世を悪い世界として造られているわけがありません。この世を苦の娑婆だとか、悪の世界だとかと言っている人がおります。
医薬品に限らず健康食品でもより良い物を作ろうとしています。より悪い物を作るものはいません。
生き方の本質として、誰でもより良く、よりすばらしく、より価値あるように生きることが大事であり、事実のことです。
しかし生命は、人間では造れません。生命は授けて頂いたものであります。
この生命を使って、何をどのように生きたらよいのでしょうか。
今現在、おかれた運命・環境において、役に立つ生き方をしなければなりません。其の為に存在していることになります。役に立たなければ価値はありません。
徳(生命霊財産)について
私たちが、この世を生きて行く為に、最も必要なものが徳という運命貯金である運命財産であります。この徳がありますとより良く生きて行けます。この徳がありませんと何をやってもうまく行かないのであります。この徳を増やしていく生き方が大変重要であります。
この徳は、相手に貸すことも、あげることもできません。
自分自身の生命に付いた運命貯金であります。この運命貯金であります運命財産は、目には見えません。しかし、絶対に存在する無形の生命霊財産であります。
この運命貯金を増やして生きているか、減らして生きているかが大きな問題であります。
いろいろな人生問題があった時に、徳のあるものは増々徳を増やし徳のないものは増々徳を減らしていきます。
お金に例えると、一般の銀行へ貯金をする生き方と借金をしていく生き方との違いです。貯金が増えますと安心で、何でもすることが出来ます。しかし、借金が増えますと不安で、何をやってもうまくいきません。
人間考えでやっても、どんなに努力しても、絶対にうまくいきませんし、解決致しません。
それは、徳という目に見えない無形の運命財産、運命貯金が無いからであります。
とにかく、日々の生活の中で、徳という運命貯金・運命財産を増やす、他の為に役に立つ生き方をしなければなりません。
プラスの気持ちの収穫について
私たちは、この地球に気持ちの旅行であります人生旅行に来ています。旅行には、出発と終わりがあります。では何を、どのように生きたらよいでしょうか。
旅行は、その素晴らしさを味わい収穫する為であります。
それを人間は、マイナスの苦しみの収穫しかしておりません。
生きていて問題が出てくると、苦の娑婆だとか、悪の世界だとか、因縁があるとか、つらいだとか、苦しみだとかいい、決して素晴らしいとは言いません。
言葉でもマイナスの言葉を使っています。予期せぬ出来事だとか、風上にも置けないやつだとか、隅におけないとか、必ずマイナスを帯びています。ストレスという言葉はあっても、その反対の言葉がありません。このようにマイナスの気持ちのことに関心がありすぎます。
このような意識で幸せに生きようと思っても無理です。
普段からプラスの意識造りが大変大事であります。
今日、いろいろの問題が起きてきたとき、そのときにマイナスの気持ちの収穫をすると、それがやがては、自分の精神、性格となっていきます。
この事が、自分自身の命霊観念(その人だから、その様に思える意識)になっていきます。
人生旅行は、プラスの意識、気持ちを収穫するための旅行であります。
何もマイナスを収穫する必要ではありません。
食事もおいしく食べようとします。おいしくなく食べようとするものは誰もおりません。
要するに、人生旅行は、楽しく通らなければなりません。
その為には、楽しく通れる徳と悟りを持たなければなりません。
とにかく、徳を増やすことです。
つまり毎日、いい事をすることです。そして、やってよかった。これが出来てよかった。食べておいしかった。誰に会えてよかった。喜んでもらってよかったと。
しかし、おもしろくなく、不快な気持ちで通っている人が多勢おります。そのような通り方では徳は増えません。そのように通らないことです。
しかし、なかなか、そう思えませんし努力しようとは致しません。
麦の畑に麦を蒔かないと生えて来ません。実際に行わないと、そうはなりません。
これが実理実行です。行った分だけ、結果が出ます。
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